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カフスボタンとは?付け方と普通のシャツで使う方法

カフスボタン(カフリンクス)とは、袖口にボタンホールが2つ空いたシャツを留めるための装飾用アクセサリーです。ボタン付きの一般的なシャツでは使えませんが、袖口に穴が2つある「ダブルカフス」や、両方の使い方ができる「コンバーチブルカフス」のシャツなら装着できます。

ドレスシャツの袖口を留めながら手元を上品に演出できるため、結婚式やパーティー、フォーマルな商談で活躍します。この記事では基本的な役割から付け方、種類、シーン別のマナー、選び方までをまとめて解説します。

なお価格に触れる箇所は2026年7月時点の一般的な相場です。ブランドや素材により差があります。

SUIT HUB編集部

着こなしや手入れ、ネクタイをはじめとする小物選び、下取りやクリーニングまで、スーツにまつわる疑問を確認済みの情報だけで解説。記事には情報の確認時点を明記し、定期的に更新しています。

※本記事はAIの補助を得て作成し編集部が校正しています。

カフスボタンとは?役割と使う場面

カフスボタンは、袖口にボタンが付いていないドレスシャツを留めるための留め具です。

左右の袖口にそれぞれ1つずつ、計2つで1組(ペア)として使います。

ボタンの代わりに金属や宝石などの装飾パーツで留めるため、機能と装飾性を兼ね備えています。

もともとは18世紀のヨーロッパで、シャツの袖口をリボンや紐で結んでいたものが金属留めへと発展したものです。現在はフォーマルな装いに欠かせない小物として定着しています。

使う場面は主にフォーマルからセミフォーマルのシーンです。

結婚式や披露宴、パーティー、格式ある会食、重要な商談などで手元に華を添えます。

ジャケットの袖から少しのぞく程度に見えるため、控えめながら着こなしの完成度を大きく左右するポイントです。

「とは」という基本を押さえておくと選び方も判断しやすくなります。普段のビジネスでも使えますが、その場合は光沢を抑えたシンプルなデザインを選ぶのが無難です。

カフスボタンの付け方(手順)

付け方はシャツのカフスの種類によって変わります。

まず自分のシャツの袖口を確認しましょう。

ボタンホール(穴)が両側に2つ空いていればカフスボタンが使えます。

片側にボタンが付いているだけのシャツでは使えません。

基本の考え方はシンプルです。

袖口を折り返す、または重ねて穴の位置を合わせ、そこにカフスボタンを通して留めるだけです。

ネクタイやポケットチーフと同様、手元まで整えると全体の印象が引き締まります。

ダブルカフスシャツの場合

ダブルカフスは袖口が長く、外側に折り返して二重にして使うタイプです。フォーマルシーンの定番で、カフスボタン専用に作られています。

手順は次のとおりです。まず袖口を外側へ折り返します。次に折り返した2枚を重ね、4枚分の穴(表裏で計4層)が一直線に並ぶように位置を合わせます。

そこにカフスボタンの装飾面を外側から差し込み、裏側で留め具を倒して固定します。左右で装飾面の向きがそろうように付けると美しく見えます。

折り返した端が手首側にくるのがダブルカフスの特徴で、袖が二重になることで厚みが出て高級感が増します。留めたあとは袖口がジャケットから1〜1.5cmほどのぞく長さに整えると上品です。

普通のシャツ(コンバーチブルカフス)で使う方法

「普通のシャツで使いたい」という場合に候補となるのがコンバーチブルカフスです。

これは袖口にボタンとボタンホールの両方が付いており、ボタンで留めることも、穴同士を重ねてカフスボタンで留めることもできる兼用タイプです。

市販のドレスシャツにも多く採用されています。

使い方は、ボタンを留めずに袖口の2枚を重ね、両方の穴を合わせてカフスボタンを通すだけです。ダブルカフスのように折り返さず、生地を重ねて留めるのが違いです。

一方、片側にボタンが縫い付けてあり穴が1つしかない「バレルカフス(一般的なボタン留めシャツ)」では、カフスボタンは使えません。

どうしても使いたい場合は袖口を仕立て直す必要があります。

まずは手持ちのシャツがコンバーチブルかどうかを確認しましょう。

カフスボタンの種類(スウィヴル式・固定式・チェーン式)

カフスボタンは留め具の構造によっていくつかの種類に分かれます。付けやすさや見た目に差があるため、用途に合わせて選ぶと失敗しません。

種類特徴向いている人
スウィヴル式(バー式)裏の金具を倒して穴に通し、起こして固定する。着脱が簡単初心者・日常使い
固定式(棒状・T字)金具が動かず、そのまま穴に差し込む。構造がシンプルで壊れにくい手早く付けたい人
チェーン式装飾面が2つ、鎖でつながる。表裏どちらから見ても装飾が見えるフォーマル・上級者
スナップ式ボタンを押し込んで留める。カジュアル寄り気軽に使いたい人

最も普及しているのはスウィヴル式で、金具を90度倒せる構造のため片手でも着脱しやすいのが利点です。チェーン式は格式が高く見え、結婚式などのフォーマルシーンに向きますが、着脱にやや手間がかかります。

素材はシルバー、ゴールド、真鍮に加え、オニキスやパールなどの石をあしらったものもあります。初めての1組ならシルバー系のスウィヴル式を選ぶと、シーンを問わず使いやすくおすすめです。

シーン別マナー(ビジネス/結婚式/葬儀はNG?)

カフスボタンはシーンによってふさわしいデザインが変わります。

一般的な基準を押さえておくと安心です。

業界や職場の慣習で異なる場合もあるため、迷ったら控えめなものを選びましょう。

ビジネスでは、光沢を抑えたシルバーやシンプルな石のものが無難です。

派手な色や大ぶりのデザインは商談の場では浮きやすいため避けます。

手元に主張が出すぎない上品なものを選ぶと信頼感につながります。

結婚式では華やかさが求められます。

ゲストとして出席する場合はシルバーやパール、白蝶貝など明るく上品な素材が好まれます。

新郎はより格式のあるチェーン式や宝石入りを選ぶと映えます。

ネクタイやポケットチーフと色調をそろえると統一感が生まれます。

一方、葬儀や法事などの弔事では、光る装飾は慶事を連想させるため基本的に避けます。

どうしても留め具が必要な場合は、黒石(オニキス)などのつや消しで目立たないものにとどめるのが一般的です。

華美なゴールドや宝石は控えましょう。

ブランドの選び方と価格帯の目安

カフスボタンはファッションブランドから専門ブランド、百貨店オリジナルまで幅広く展開されています。選ぶ際は、使うシーンとシャツやネクタイとの相性を基準にすると絞りやすくなります。

価格帯の目安は次のとおりです(2026年7月時点の一般的なレンジ)。

カジュアルに使える量販ブランドのものは3,000〜1万円程度、有名ファッションブランドは1〜3万円程度、貴金属や宝石を使った高級品は数万円以上になります。

まず1組目なら、5,000〜1万円程度のシルバー系スウィヴル式が扱いやすくおすすめです。

選び方のポイントは3つです。第一に素材の色を手持ちの時計やベルトの金具とそろえること。シルバー同士、ゴールド同士でまとめると統一感が出ます。

第二にサイズ感で、装飾面が大きすぎると悪目立ちするため直径1.5cm前後が無難です。第三に着脱のしやすさで、頻繁に使うならスウィヴル式が便利です。

ネクタイピンやポケットチーフとトーンを合わせると、手元と胸元がまとまり全体の完成度が上がります。あわせてネクタイピンの位置と付け方のマナーポケットチーフの折り方とシーン別の入れ方も確認しておくと、フォーマルな装いを一式そろえやすくなります。

女性のカフスボタン

カフスボタンは男性のものと思われがちですが、女性も使えるアクセサリーです。

女性用のドレスシャツやブラウスにダブルカフス仕様のものがあり、そこにカフスボタンを合わせられます。

マニッシュな装いやパンツスーツのスタイリングで手元のアクセントになります。

女性が選ぶ場合は、パールや小ぶりの石を使った華奢なデザインが人気です。

ピアスやイヤリング、ネックレスと素材やトーンをそろえると、全体にまとまりが出ます。

ビジネスシーンでは控えめなシルバー、パーティーでは輝きのある石入りといった使い分けがしやすいでしょう。

手持ちのブラウスがカフスボタンに対応しているとは限らないため、袖口に穴が2つあるかを確認してから購入するのが確実です。対応シャツがない場合でも、カフスボタン風のボタンアクセサリーを使う方法もあります。

よくある質問

普通のシャツにカフスボタンは付けられますか?

袖口にボタンが付いた一般的なシャツ(バレルカフス)には使えません。

カフスボタンが使えるのは、穴が両側に2つあるダブルカフスか、ボタンと穴を兼ね備えたコンバーチブルカフスのシャツです。

まず袖口の仕様を確認してください。

カフスボタンの向きに決まりはありますか?

左右で装飾面の向きをそろえるのが基本です。文字やロゴが入ったデザインは、腕を下ろしたときに正しく読める向きになるよう付けると整って見えます。

結婚式に黒いカフスボタンはNGですか?

絶対的な禁止ではありませんが、慶事では明るく華やかな素材が好まれます。黒石は弔事を連想させることがあるため、結婚式ではシルバーやパールを選ぶほうが無難です。

ネクタイピンと素材をそろえるべきですか?

厳密な決まりはありませんが、そろえると手元と胸元に統一感が出ます。シルバーの時計やベルト金具に合わせて全体のトーンを整えると上品にまとまります。

まとめ

カフスボタンは、袖口に穴が2つあるダブルカフスやコンバーチブルカフスのシャツを留めるためのアクセサリーです。付け方は穴の位置を合わせて金具を通すだけとシンプルで、コンバーチブルカフスなら市販のシャツでも使えます。

種類はスウィヴル式・固定式・チェーン式などがあり、初めてならシルバー系のスウィヴル式が扱いやすくおすすめです。

ビジネスは控えめに、結婚式は華やかに、弔事では光るものを避けるのが一般的な基準です。

ネクタイやポケットチーフとトーンをそろえて、手元まで整えた装いを楽しんでください。

あわせて結婚式のネクタイの色・柄マナーシーンに合うネクタイの結び方を確認すると、フォーマルの装いを総合的に整えられます。

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