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クールビズのネクタイはいる?ノーネクタイの境界線と選び方

クールビズのネクタイはいる?ノーネクタイの境界線と選び方

6月の社内は全員がノーネクタイで、ひとりだけ締めていると目立ちます。

それでも翌日に初対面の取引先への訪問が入っていれば、鞄にネクタイを入れるかどうかで迷います。

環境省が2005年から呼びかけているクールビズの標準はノーネクタイですが、これは自社の運用の話であって、訪問先が同じ基準で動いているとは限りません。

本記事では、ネクタイを外してよい場面と着ける場面の線引き、第一ボタンを開けても崩れない襟の型、夏に締めるネクタイの素材と色、量販店の公式サイトに載っているクールビズシャツとネクタイの数を解説します。

SUIT HUB編集部

着こなしや手入れ、ネクタイをはじめとする小物選び、下取りやクリーニングまで、スーツにまつわる疑問を確認済みの情報だけで解説。記事には情報の確認時点を明記し、定期的に更新しています。

※本記事はAIの補助を得て作成し編集部が校正しています。

クールビズのネクタイは社内では外し、対外では相手の基準に合わせる

クールビズは夏の冷房の設定温度を抑えるために軽装で働く取り組みで、ノーネクタイ・ノージャケットが基本の形とされています。実施の期間は5月から9月末までを目安にする職場がありますが、開始日も終了日も職場ごとの決めごとなので、自社のルールを確認してください。

この期間中にネクタイを外すこと自体は、マナーの違反にはあたりません。全員が軽装の社内へひとりだけ締めて出ると、かえって場から浮いて見えることもあります。

ただし、ネクタイがなくなると首元から胸元の印象はシャツだけで決まります。

襟が寝てしまう、アイロンの跡が消えてシワが残る、薄手の生地からインナーが透ける——こうした点は、ネクタイで隠れていた間は見えていなかったものです。

クールビズで装いが楽になるのは暑さの面だけで、シャツに求められるきちんと感はむしろ上がります。

ノーネクタイでよい場面と、ネクタイを着ける場面

迷ったときは、その場が社内中心なのか、社外の相手に合わせる場なのかで切り分けられます。下の表は一般的な目安で、業界や会社の慣習によって基準は変わります。

場面ネクタイの扱い
社内の通常業務外してよい(クールビズの標準)
社内の会議・打ち合わせ外してよい
クールビズを明言している訪問先相手の案内に合わせる
初対面の取引先への訪問着けるのが一般的
役員・重要な顧客との商談着けるのが一般的
冠婚葬祭・式典着けるのが原則
就職の面接・説明会着けるのが原則

相手が自分より目上の立場になるほど、ネクタイを着けた状態を基準に考える場面が増えます。

クールビズは自社の取り組みなので、訪問先が同じ運用をしているとは限りません。

鞄にネクタイを入れておけば、受付や会議室の様子を見てから締めるかどうかを決められます。

先方から「ネクタイは不要です」と案内があったときは、それに合わせて外して構いません。

ネクタイなしの日に開けるのは第一ボタン一つまで

ネクタイを外しているのに第一ボタンを留めたままだと、首回りが詰まって窮屈に見えます。ノーネクタイのときは第一ボタンを開けるのが基本の形です。

開けるのは一つまでにしてください。

第二ボタンまで外すと胸元が大きく割れ、インナーの首元まで見えてしまいます。

ビジネスの場で求められる清潔感は、首元がどこまで開いているかでかなり左右されます。

そして、ボタンを一つ開けたときにきれいに見えるかどうかは、襟そのものの作りで決まります。

ネクタイで押さえられていない襟は、芯地が柔らかいと左右へ流れて寝てしまいます。

首元が寂しく見えるという悩みの多くは、開け方ではなく襟の型の選び方に原因があります。

ノーネクタイで襟が流れないシャツの条件

売り場や公式通販でシャツを選ぶときは、襟の名前と芯地の硬さ、生地の厚みの3点を商品ページで確かめてください。ノーネクタイ向きとされる襟型には、次のようなものがあります。

ボタンダウン

襟先を小さなボタンで台襟側に留める作りなので、ネクタイがなくても襟が開いて流れません。

もともとはカジュアル寄りの襟型ですが、無地の白や淡いブルーなら社内業務から取引先の訪問まで使えます。

襟のロールが出るタイプは首元に立体感が残るため、第一ボタンを開けても間延びしにくい形です。

ワイドカラー・ホリゾンタルカラー

襟の開きが広く、第一ボタンを開けたときに襟の間が空きすぎません。

ボタンダウンよりドレス寄りに見えるので、ジャケットを羽織る日や来客対応の日に向く襟型です。

ホリゾンタルは襟先がほぼ水平に開く型で、顔周りの印象が横に広がります。

台襟が高いシャツ

首に沿って立ち上がる台襟(だいえり)が高いシャツは、ボタンを外しても襟が寝にくい構造です。商品ページに「台襟高め」「スタンドしやすい」と書かれているものが該当します。

反対に、襟の開きが狭くて芯地が柔らかいレギュラーカラーは、ネクタイで襟元を固定する前提で作られています。外すと襟先が外へ広がり、首元が頼りなく見えます。

素材と機能の表記も確かめる項目です。

夏向けの薄手の綿シャツは涼しい反面、白だと色物のインナーが透けます。

インナーはベージュや肌色に近いものを選ぶと、透けが目立ちにくくなります。

ポリエステル混の形態安定や、ウォッシャブルの表記があるシャツは家での手入れが前提になりますが、洗濯表示の条件(洗濯ネット・弱水流・陰干し・乾燥機不可など)を守らないと襟の形が崩れます。

サイズは首回り・肩幅・身幅が体に合っているかを実寸で照らしてください。

ネクタイがない分、肩や身幅のゆるみがそのまま見えます。

襟の高さや形を自分で指定して仕立てる方法もあり、採寸のやり方や納期はオーダースーツ専門店11社を比較|値段・納期・採寸方法の一覧で解説しています。

量販店の公式サイトに載っているクールビズシャツと半袖ワイシャツの数

2026年10月16日時点で、6社の公式サイトにクールビズシャツとして載っている商品は191種です。品目の名前のつけ方は会社ごとに違うため、同じ「クールビズ」の棚に接触冷感の表記があるものと、襟の形でノーネクタイに対応したものが混ざって並びます。

店公式サイトに載っている数
洋服の青山7種
AOKI66種
はるやま1種
コナカ41種
スーツセレクト46種
ORIHICA30種

価格の幅は2,090〜7,689円(税込)です。各社がどの襟型をノーネクタイ向けとして挙げているかは、クールビズシャツの量販6社比較|ノーネクタイで使える襟型で解説しています。

半袖に絞って探す場合は、2026年10月16日時点で7社の公式サイトに297種が載っていて、価格の幅は1,463〜7,029円(税込)です。

半袖は袖の長さだけでなく、襟型や生地の厚みの選択肢が長袖と違うので、品目ごとの掲載数を見比べるほうが探しやすくなります。

各社の掲載数と価格は半袖ワイシャツはどこが安い?量販7社の価格比較で解説しています。

スーツと合わせて買う場合の各社の扱いはスーツ量販店はどこがいい?8社の価格・品揃え徹底比較で解説しています。

夏にネクタイを締める日の素材・色・結び目

クールビズの期間中に締めるネクタイは、春秋と同じものでも問題にはなりませんが、見た目の季節感は素材で変わります。

光沢の強いシルクのサテン地は照明の下で重く見えるため、夏は麻混やシアサッカーのように表面に凹凸がある生地、あるいは編み地のニットタイを選ぶ人もいます。

ニットタイは剣先が四角く切り落とされた形で、ジャケットなしの軽装にもなじむ一方、格式のある場では避けられる種類です。

色は淡いブルーやライトグレー、ペールトーンのように明度の高いものが涼しく見えます。

柄は無地、細かいドット、幅の狭いストライプのように主張の小さいものであれば、初対面の相手先でも浮きません。

結び目は小さめに仕上げるほうが首元が軽く見えるので、プレーンノットのような結び方が合います。

ネクタイピンを使う場合は、シャツの前立てと一緒に留めて剣先の浮きを抑えます。ジャケットを着ない日はピンの位置がそのまま見えるので、第三ボタンから第四ボタンの間あたりに付けると全体が落ち着きます。

量販店の公式サイトに載っているネクタイの数と価格の幅

2026年10月16日時点で、7社の公式サイトに載っているネクタイは756種です。夏向けのものを探すときは、商品ページの素材の表記(シルク100%・ポリエステル・麻混)と、大剣の幅、洗えるかどうかの表記を確かめてください。

店公式サイトに載っている数
洋服の青山14種
AOKI75種
はるやま125種
コナカ92種
スーツセレクト185種
ORIHICA64種
P.S.FA201種

価格の幅は319〜10,989円(税込)です。

素材別の内訳や各社の掲載数はネクタイはどこで買う?紳士服量販7社の価格・素材比較で解説しています。

なお、インポートブランドのネクタイの価格は素材と生産国で変わるので、各ブランドの公式サイトで確認してください。

就活の面接と式典はクールビズの対象外

就職活動の面接や説明会では、企業側から案内がない限りネクタイを着けるのが基本です。

企業から「クールビズでお越しください」と事前に伝えられた場合は、上着を持参しつつノーネクタイで向かう形が案内に沿います。

それでも判断がつかないときは、会場の手前までジャケットとネクタイを持っていけば、ほかの参加者の服装を見てから合わせられます。

結婚式や葬儀、創立記念の式典といったフォーマルな場も、夏でもクールビズの範囲には入りません。

弔事では光沢のない黒無地が基本とされ、慶事では白やシルバーグレーを選ぶ例が一般的です。

ただし格式の基準は地域・会場・家ごとに違うため、招待状の案内や主催者の指定を先に確かめてください。

よくある質問

クールビズはネクタイはいらないのですか?

社内の通常業務であれば、ノーネクタイがクールビズの標準の形です。

外すこと自体がマナーの違反になるわけではありません。

ただし対外的な場は相手の基準で判断するため、初対面の取引先や重要な商談では着けた状態で向かう場面が残ります。

クールビズでノーネクタイのとき、ジャケットは必要ですか?

社内業務ではジャケットも省くのが一般的な運用です。

来客の対応や外出では羽織るとかたちが整うので、職場に一着置いておくと場面に応じて使えます。

訪問先の格式が分からない場合は、ノーネクタイでもジャケットを着ていくほうが先方の基準に寄せられます。

クールビズで半袖シャツはネクタイなしが基本ですか?

半袖シャツはノーネクタイで着る形が一般的です。ジャケットを羽織る予定がある日は、袖口から半袖の袖が見えると野暮ったくなるので、長袖を選んでおくと合わせやすくなります。

クールビズの期間にネクタイを締めるとおかしいですか?

おかしいとはされません。

社内で全員が外しているなかで締めていると目立ちますが、そのあとに外部の訪問や式典が入っているなら着用する理由があります。

夏に締める場合は、麻混やニットタイのような夏向けの素材と淡い色を選ぶと重く見えません。

ジャケットなしでネクタイありという組み合わせは変ですか?

シャツとネクタイだけの姿は、クールビズの期間なら社内では成り立ちます。

ただしネクタイの剣先が動きやすいので、ネクタイピンで前立てに留めておくと落ち着きます。

訪問先で上着を求められる可能性があるなら、ジャケットを持って出るほうが対応できます。

まとめ

クールビズのノーネクタイは社内や自社基準の場面での標準で、初対面の取引先・式典・就活の面接では夏でもネクタイを着ける扱いが残ります。

ネクタイを外す日は第一ボタンを一つだけ開け、襟が寝ない型と透けない生地のシャツを選ぶことで、首元の印象が保てます。

締める日は麻混やニットタイのような夏向けの素材と淡い色でまとめると、季節感が出ます。

ぜひ本記事の場面別の表と、公式サイトに載っているクールビズシャツ・ネクタイの数を参考に、この夏に使うシャツとネクタイを選んでください。服装のルールは業界と職場で違うので、最終的には自社と取引先の慣習に合わせてください。

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