ラペルピンとは?付け方と結婚式・ビジネスのマナー
ラペルピンとは、ジャケットの左襟にあるフラワーホール(穴)に挿す襟元の装飾品です。
生花を挿す代わりに使う小さなアクセサリーで、胸元に華やかさや個性を加えられます。
ビジネスでも控えめなものなら問題なく、結婚式などのフォーマルな場でも活躍します。
この記事では、ラペルピンの種類や正しい付け方、ビジネスや結婚式でのマナー、選び方と価格帯の目安まで整理します。「着けるとダサいのでは」という不安にも、失敗しない条件を示して答えます。
なお、価格に関する記述は2026年7月時点の一般的な相場です。実際の価格はブランドや素材によって異なります。

SUIT HUB編集部
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※本記事はAIの補助を得て作成し編集部が校正しています。
ラペルピンとは?フラワーホールに挿す襟元の装飾品
ラペルピンは、スーツやジャケットの左襟にあるフラワーホールに装着する小型の装飾品です。ラペルとは英語で「下襟(したえり)」を指し、その名の通り襟元を飾るためのアイテムを意味します。
もともとフラワーホールは、生花を挿すための穴として使われていました。
結婚式やパーティーで胸元に花を飾る「ブートニエール」の名残です。
現代ではこの穴を装飾に活用する手段として、金属製や布製のラペルピンが広く使われています。
ラペルピンを着ける最大の目的は、シンプルになりがちなスーツの胸元に立体感と個性を加えることです。ネクタイやポケットチーフと並ぶ小物のひとつで、色や素材を合わせることで着こなし全体に統一感を出せます。
ネクタイピンやカフスと違い、機能的な役割はほぼありません。
純粋に見た目を整える装飾品である点が特徴です。
そのぶん個人のセンスが表れやすく、着ける人の印象を左右します。
ラペルピンの種類(スティック/ピンズ/ブートニエール/チェーン付き)
ラペルピンにはいくつかの形状があり、それぞれ印象や着けやすさが異なります。代表的な種類を整理します。
| 種類 | 特徴 | 向くシーン |
|---|---|---|
| スティックタイプ | 細い針状で、フラワーホールに通して裏で留める。控えめで上品 | ビジネス・フォーマル全般 |
| ピンズタイプ | バッジのように針で刺して裏で固定する。フラワーホールがなくても着けられる | カジュアル・パーティー |
| ブートニエール(布・造花) | 花をかたどった布製の飾り。華やかで存在感が大きい | 結婚式・二次会・式典 |
| チェーン付き | 飾り部分とチェーンが連なり、動きと立体感が出る | パーティー・おしゃれ着こなし |
スティックタイプは最もフォーマル向きで、ビジネスにも取り入れやすい形です。ピンズタイプは針で刺すためフラワーホールが開いていないジャケットでも使えます。
ブートニエールは生花の代わりとして結婚式で人気があります。
造花や布製なら型崩れせず、繰り返し使える点も利点です。
チェーン付きはやや装飾的なので、華やかな場や個性を出したい場面に向きます。
付け方(フラワーホールあり/なしの場合)
ラペルピンの付け方は、ジャケットのフラワーホールが開いているかどうかで変わります。
フラワーホールがある場合
スティックタイプの基本的な着け方は次の通りです。
まず、左襟のフラワーホールに飾りの付いた側(表側)を通します。
次に、襟の裏側に出た針の先端をキャッチ(留め具)で固定します。
最後に飾りの位置と角度を整えれば完成です。
飾りが襟の表側にきれいに乗り、針が裏でしっかり留まっている状態が正解です。留め具を付け忘れると落下しやすいので注意します。
フラワーホールがない場合
フラワーホールが開いていない、または縫い閉じられているジャケットでは、ピンズタイプを使います。
左襟の下襟部分に針を刺し、裏でキャッチを留めるだけです。
位置の自由度が高いぶん、刺す場所は左胸のバランスを見て決めます。
穴を開けずに済むため、大切なジャケットにも使いやすい方法です。刺した跡が残りにくい生地を選ぶと安心です。
付ける位置の目安
ラペルピンは左襟に着けるのが基本です。
位置はフラワーホールがある場合はその穴に従います。
穴がない場合は、左胸の中央よりやや上、心臓の少し上あたりが自然に見えます。
高すぎず低すぎず、鏡で全体のバランスを確認しましょう。
ビジネスで着けるのはあり?(ダサいと言われない条件)
ビジネスシーンでラペルピンを着けること自体は問題ありません。
ただし、着け方や選び方を誤ると「ダサい」「派手すぎる」と見られることがあります。
失敗しないための条件を整理します。
まず大切なのは、控えめなデザインを選ぶことです。
ビジネスでは小ぶりで光沢の抑えられたスティックタイプが無難です。
大きな造花やキラキラした装飾は、日常の商談や会議では浮きやすくなります。
次に、色や素材をスーツと調和させることです。
シルバーやゴールドの小さな金属タイプなら、多くのビジネススーツになじみます。
ネクタイやカフス、時計と金属色を揃えると全体がまとまります。
職場の雰囲気を読むことも重要です。
堅めの業種や保守的な社風では、装飾品を控えるほうが無難な場合があります。
逆にアパレルやクリエイティブ系では個性として好まれることもあります。
着用の可否は職場によって異なるため、周囲の基準を確認するのが安全です。
「ダサい」と言われる典型例は、複数の派手な小物を同時に着けて胸元がごちゃつくケースです。ラペルピンを主役にするなら、他の装飾は抑える引き算の意識を持ちましょう。
結婚式・パーティーでのマナー
結婚式やパーティーは、ラペルピンが最も映える場面です。華やかな装いが歓迎されるため、ブートニエールやチェーン付きなど装飾性の高いものも取り入れやすくなります。
ゲストとして参列する場合は、主役である新郎新婦より目立ちすぎないことが基本です。
特に新郎が着けるブートニエールと同じような大ぶりの生花風デザインは避けるのが無難です。
パール調やシルバー系の控えめなものを選ぶと上品にまとまります。
色使いは、慶事にふさわしい明るく清潔感のあるものが好まれます。
ネクタイやポケットチーフと色を合わせると統一感が出ます。
胸元のコーディネートは、ポケットチーフとの組み合わせで印象が大きく変わります。
詳しくはポケットチーフの折り方と入れ方の解説もあわせて参考にしてください。
ネクタイの色柄にも慶事のマナーがあります。
特に黒無地は弔事を連想させるため避けるのが一般的です。
結婚式のネクタイマナーと黒がNGな理由で色・柄の正解を確認できます。
なお、弔事(葬儀・法要)ではラペルピンを含む装飾品は着けないのが原則です。慶事専用のアイテムと考えておきましょう。
選び方と価格帯の目安
ラペルピンを選ぶときは、着けるシーンと手持ちのスーツとの相性を基準にします。ビジネス中心なら金属製のスティックタイプ、パーティー用ならブートニエールと、用途で分けると失敗が減ります。
素材は真鍮やステンレスなどの金属製、パール調、布製が主流です。
金属製は上品で汎用性が高く、布製は柔らかく華やかな印象になります。
ネクタイピンやカフスと素材・色を揃えると胸元から手元まで統一感が生まれます。
価格帯の目安は、量販店やファッション小物店で扱う一般的なもので1,000〜3,000円程度からが中心です。
ブランド品や貴金属を使ったものは数万円以上になることもあります。
まず1本試すなら、手頃な金属製のスティックタイプが扱いやすくおすすめです。
(2026年7月時点の一般的な相場です)
胸元や襟まわりの小物をまとめて揃えたい場合は、関連アイテムも合わせて検討すると効率的です。ネクタイピンの正しい位置と付け方やカフスボタンの付け方と使い方も参考になります。
よくある質問
ラペルピンは右襟と左襟のどちらに着けますか?
左襟に着けるのが基本です。
多くのジャケットはフラワーホールが左襟にあり、そこに合わせて装着します。
フラワーホールがない場合も、左胸側に着けるのが自然です。
ラペルピンとブートニエールの違いは何ですか?
ブートニエールはラペルピンの一種で、花をかたどった飾りを指します。
もともとは左襟に挿す生花のことで、その名残から布製や造花のフォーマル向け飾りをブートニエールと呼びます。
金属製の小型の装飾も含めた総称がラペルピンです。
ネクタイをしない日でもラペルピンは着けられますか?
着けられます。
ノーネクタイのジャケットスタイルでも、ラペルピンは胸元のアクセントになります。
ネクタイがないぶん装飾を主役にできるので、少し華やかなデザインでもバランスが取りやすくなります。
ラペルピンだけで胸元は十分ですか?
ラペルピンだけでも成立します。
ただしフォーマルな場では、ポケットチーフを合わせるとよりまとまった印象になります。
小物を足す場合は色数を絞り、胸元がごちゃつかないよう意識しましょう。
結婚式で生花のブートニエールを着けてもよいですか?
着けられますが、新郎の生花と重ならないよう配慮が必要です。
ゲストは控えめなデザインを選び、新郎新婦より目立たないようにするのがマナーです。
造花や布製を選べば型崩れの心配もありません。
まとめ
ラペルピンは、ジャケットの左襟のフラワーホールに挿す襟元の装飾品です。
スティック、ピンズ、ブートニエール、チェーン付きなど種類があり、シーンに合わせて選びます。
フラワーホールがない場合はピンズタイプが便利です。
ビジネスでは小ぶりで控えめなものを選び、金属色を他の小物と揃えれば「ダサい」と見られる心配はほぼありません。
職場の雰囲気に応じて着用を判断しましょう。
結婚式では華やかなものが映える一方、新郎より目立たない配慮が必要です。
まずは手頃な金属製のスティックタイプを一本用意し、ネクタイやポケットチーフと合わせて胸元のコーディネートを楽しんでみてください。
