安いオーダースーツの価格と納期を比較|11社の公式表記で確認

オーダースーツの最低価格は、公式サイトの表記を並べるだけでもブランドごとに大きく違います。
オーダースーツSADAは「27,280円(税込)〜」、KASHIYAMAは「33,000円(税込)〜」と案内しており、同じ「オーダー」という言葉でも仕立て方式・納期・採寸の方法はそれぞれ別です。
本記事で挙げる数値はすべて2026年10月時点の各社公式サイトの表記で、価格改定やキャンペーンで変わるため、注文前に必ず公式サイトで最新の条件を確認してください。
安いオーダースーツの価格が何で決まるのかと、11社の公式表記の違いを解説します。

SUIT HUB編集部
着こなしや手入れ、ネクタイをはじめとする小物選び、下取りやクリーニングまで、スーツにまつわる疑問を確認済みの情報だけで解説。記事には情報の確認時点を明記し、定期的に更新しています。
※本記事はAIの補助を得て作成し編集部が校正しています。
安いオーダースーツの最低価格は公式サイトでどう書かれているか
公式サイトに出ている最低価格は、取り扱いのなかで価格の低い生地を標準仕様で仕立てたときの金額です。
そのため同じ店でも生地を変えれば金額は上がり、裏地やボタン、ベストの追加といったオプションでも変わります。
表記の形も統一されておらず、税込と明記する店、税抜で書く店、税の扱いを書いていない店が混在するので、比較するときは「税込かどうか」をそろえてから並べてください。
2着以上をまとめて注文したときの価格を公式に出している店と、出していない店もあります。2着目以降の価格が決まっている場合は1着あたりの金額が変わるため、必要な枚数が先に決まっている人は単品の価格だけで判断しないほうが実態に近い計算になります。
| ブランド | 公式サイトの最低価格 | 2着以上の価格 |
|---|---|---|
| 27,280円(税込)〜 | 「初回&同時購入なら何着でも特別価格」(※一部対象外) | |
| 52,800円(税込)〜 | 記載なし | |
| 29,800円(税込)〜 | 記載なし | |
| ビッグヴィジョン | 29,700円(税込) | 記載なし |
| KASHIYAMA | 33,000円(税込)〜 | ペア割: 2着同時購入で本体価格から20%OFF(2着48,000円・税込52,800円から) |
| グローバルスタイル | 38,000円(税込41,800円)〜 | コンビ価格: 2点以上購入で1点あたり24,000円(税込26,400円)〜 |
| DIFFERENCE | ¥38,000〜(¥41,800 tax in〜) | 2着で¥56,000〜(¥61,600 tax in〜)、1着あたり¥28,000〜(¥30,800 tax in〜) |
| FABRIC TOKYO | 39,900〜(税込/税抜の表記なし) | 記載なし |
| 銀座山形屋 | 44,000円(税込)〜 | 記載なし |
| 麻布テーラー | 49,500円〜(税込/税抜の表記なし) | 記載なし |
| Re.muse | 160,000~ +TAX(税抜) | 記載なし |
価格の表記だけでなく納期や採寸の方法まで一覧で見たい場合は、オーダースーツ専門店11社を比較|値段・納期・採寸方法の一覧で解説しています。
オーダースーツの価格を決める要素
「オーダー=高額」という印象は、型紙から手作業で仕立てるビスポークの価格感によるものです。現在の価格差は、生地・仕立て方式・販売の仕組みという3つの要素でほぼ説明がつきます。
いちばん大きく動くのが生地です。
ポリエステル混の定番生地と、国内織元のウール、エルメネジルド ゼニアやロロ・ピアーナといったインポート生地では、同じ店・同じ仕様でも仕立て代込みの総額が倍以上に開きます。
安く仕上げたいなら、仕様を凝るより生地のグレードを下げるほうが金額には直結します。
次に見るのが仕立ての工程です。
ベースの型紙を部分補正する方式と、体型に合わせて型紙そのものを作る方式では、人の手が入る時間が違うため工賃が変わります。
縫製を国内で行うか海外工場で行うかでも原価は動きますが、海外縫製がそのまま品質の低さを意味するわけではなく、量産ラインの管理が行き届いた工場なら日常のビジネス用途で支障のない仕上がりになります。
最後に販売の仕組みです。
店舗を採寸と生地選びの場に絞って縫製を工場に集約する形、ネット注文だけで完結する形、路面店で接客と在庫を抱える形では、1着に乗る固定費が変わります。
価格の低いプランを探すときは、この3要素のどこを削った価格なのかを公式サイトの説明で確かめると、仕上がりの想像がつきやすくなります。
仕立て方式で変わる価格と補正の範囲
オーダーは大きくパターンオーダー、イージーオーダー、フルオーダーの3タイプに分かれます。
パターンオーダーは既製の型紙から近いサイズを選び、着丈・袖丈・ウエストなどを部分的に直す方式で、一般的な相場は2〜6万円です。
イージーオーダーはベースの型紙をより細かく動かせるため、肩の傾きや腹まわりのクセに合わせた補正がしやすく、3〜10万円が中心になります。
体型から型紙を新規に作るフルオーダーは手作業の工程が多く、15万円以上が一般的です。
ここで注意したいのは、方式の呼び名が業界で統一されていない点です。
公式サイトで「フルオーダー」と書いていても型紙の起こし方は店ごとに違い、「カスタムオーダー」「セミフルオーダー」のように独自の呼称を使う店もあります。
名称だけでは補正範囲が分からないので、肩や背中の補正がどこまでできるかは採寸時に直接聞いてください。
| ブランド | 仕立て方式の公式表記 |
|---|---|
| オーダースーツSADA | フルオーダー |
| HANABISHI | イージーオーダー |
| Suit Ya | イージーオーダー(わたしたちについて)/セミフルオーダー(利用規約) |
| ビッグヴィジョン | イージーオーダー |
| KASHIYAMA | 記載なし |
| グローバルスタイル | パターンオーダー(を基本としたシステム) |
| DIFFERENCE | カスタムオーダー |
| FABRIC TOKYO | イージーオーダー |
| 銀座山形屋 | スタンダード(イージーオーダー相当)/カスタム/ロイヤルカスタム |
| 麻布テーラー | パターンオーダー |
| Re.muse | 記載なし |
3タイプの違いと補正できる箇所については、スーツのフルオーダーとイージーオーダーの違い|3種類を比較で解説しています。
価格帯別に見る安いオーダースーツの中身
価格帯ごとに何が選べて何を妥協するのかを押さえると、予算の置き場所が決まります。以下は特定の店の価格ではなく、一般的な相場での目安です。
2万円台|生地は定番中心でサイズ合わせが主目的
2万円台はオーダーとして成立する下限で、生地は定番のポリエステル混やベーシックなウールに限られ、色柄の選択肢も絞られます。
それでも既製では肩や袖が合わないという悩みを既製と近い予算で解消できるため、就活用や着る頻度の高い実用着として割り切るなら用途を満たします。
なお2万円を大きく下回る価格は、オーダーではなく既製品の値引きである場合が多いので、方式の表記を確かめてください。
3〜5万円台|生地とオプションに幅が出る
3〜5万円台になるとウール混や国内織元の生地が選べ、裏地やボタン、ステッチなどの仕様にも予算を回せます。毎日着る主力として考えるなら、生地の耐久性とデザインの自由度の兼ね合いからこの価格帯を基準に組み立てると計算しやすくなります。
5万円以上|インポート生地が選択肢に入る
5万円を超えると上級ウールやインポート生地が候補に入り、光沢や風合いが変わります。
2着目以降でグレードを上げたい、式典や人前に立つ機会で着たいという段階で検討する価格帯です。
種類ごとの相場をさらに細かく見たい場合は、オーダースーツの価格相場で解説しています。
生地の数と価格の幅で比べるオーダースーツ
公式サイトが掲げる「生地◯種類」は、取り扱いの総数であって、価格が明記されている生地の数とは一致しません。実際に選べる範囲を知りたいときは、生地ごとの価格が載っている一覧の件数と、その価格の上下の幅を見るほうが具体的です。
| ブランド | 公式が掲げる生地の数 |
|---|---|
| オーダースーツSADA | 2,000種類以上(本文)/1000種類以上(同ページFAQ) |
| HANABISHI | 3,000種類以上 |
| Suit Ya | 記載なし |
| ビッグヴィジョン | 記載なし |
| KASHIYAMA | 1,000種類以上 |
| グローバルスタイル | 約5,000種類 |
| DIFFERENCE | スーツ生地 常時150種類ほど |
| FABRIC TOKYO | 300種類以上 |
| 銀座山形屋 | 約300種類を越える生地(反物) |
| 麻布テーラー | 常時約3000種類 |
| Re.muse | 12,000種類以上 |
次の表は、公式サイトの生地一覧に価格が載っているメンズスーツ生地とシャツ生地の数、そしてその価格の幅です。「—」は今回の確認で価格の幅を取得できなかった項目で、価格が存在しないという意味ではありません。
| ブランド | メンズスーツ生地 | スーツ生地の価格の幅 | シャツ生地 | シャツ生地の価格の幅 |
|---|---|---|---|---|
| オーダースーツSADA | 15種 | 21,780円〜97,900円(税込) | 8種 | — |
| Suit Ya | 288種 | 29,800円〜98,000円(税込) | 260種 | 4,980円〜12,519円(税込) |
| KASHIYAMA | 483種 | 33,000円〜132,000円(税込・生地ごとの最低価格) | 92種 | 8,800円〜24,200円(税込・生地ごとの最低価格) |
| グローバルスタイル | 733種 | 20,900円〜195,800円(税込) | 398種 | 12,540円〜37,950円(税込) |
| DIFFERENCE | 21種 | 81,400円〜154,000円(税込) | 42種 | 8,800円〜27,500円(税込) |
| FABRIC TOKYO | 619種 | — | 652種 | — |
レディースのオーダースーツは11社すべてが公式に取り扱いを掲げており、生地一覧の件数はメンズと同じ店もあれば、別に設定されている店もあります。
| ブランド | レディーススーツ生地 | 価格の幅 |
|---|---|---|
| オーダースーツSADA | 15種 | 21,780円〜97,900円(税込) |
| Suit Ya | 288種 | 29,800円〜98,000円(税込) |
| KASHIYAMA | 478種 | 33,000円〜132,000円(税込・生地ごとの最低価格) |
| グローバルスタイル | 411種 | 20,900円〜145,200円(税込) |
| DIFFERENCE | 21種 | 81,400円〜154,000円(税込) |
| FABRIC TOKYO | 279種 | — |
生地ごとの金額をもっと細かく追いたい人は生地別の値段一覧、レディースの生地と価格はレディースオーダースーツの生地と値段で解説しています。
オーダースーツの納期と急ぎの仕立ての表記
納期は方式だけでなく、生地の在庫状況や繁忙期の受注量でも動きます。入社式や異動の時期、クールビズの切り替わりには注文が集中するため、公式の目安より延びることを前提に逆算してください。
同じブランドでもページによって案内が違うこともあります。
銀座山形屋の納期はモデルページとFAQで数字が分かれており、表記は「モデルページ: スタンダード約2週間/カスタム約2〜3週間/ロイヤルカスタム約4週間半。FAQ: スタンダード・カスタム約3〜4週間/ロイヤルカスタム約5〜6週間」です。
Suit Yaも注文の流れのページと特定商取引法の表記で日数の書き方が違い、「注文完了から発送まで30日間(ご注文の流れ)/入金確認後1ヶ月ほど・時期によりプラス1週間(特商法表記)」と案内しています。
着用日が決まっているなら、注文の時点で「いつ受け取れるか」を個別に確認するのが確実です。
| ブランド | 納期 | 急ぎの仕立て |
|---|---|---|
| オーダースーツSADA | 約1ヶ月 | あり:10日間お急ぎ便 +7,700円(税込)/3日間超特急便 +33,000円(税込) |
| HANABISHI | 約6〜7週間 | あり:HANABISHI Speed Order(最短1週間)。料金の記載なし |
| Suit Ya | 注文完了から発送まで30日間(ご注文の流れ)/入金確認後1ヶ月ほど・時期によりプラス1週間(特商法表記) | あり:エクスプレス便(2026-10-02時点の表示 17日)。料金の記載なし |
| ビッグヴィジョン | 約3週間(お買い物ガイド・FAQ)/約4週間後(店舗でのご購入手順) | 記載なし |
| KASHIYAMA | 通常最短1週間から(時期により延びる場合あり) | 記載なし |
| グローバルスタイル | 約3〜4週間 | あり:スピード仕上げフェア 最短2週間(着数限定・一部デザイン/生地限定・店頭お渡し限定) |
| DIFFERENCE | 3週間前後 | あり:納期短縮サービス(通常より約1週間〜10日早い)。料金の記載なし |
| FABRIC TOKYO | 約4週間 | あり:EXPRESS PASS(有料・一部対象商品・1日の注文数に上限)。料金の記載なし |
| 銀座山形屋 | モデルページ: スタンダード約2週間/カスタム約2〜3週間/ロイヤルカスタム約4週間半。FAQ: スタンダード・カスタム約3〜4週間/ロイヤルカスタム約5〜6週間 | あり(スタンダード・カスタムは状況により対応)。料金の記載なし |
| 麻布テーラー | 約4週間 | 記載なし |
| Re.muse | 約2ヶ月~ | あり:時期により1週間程度短縮できる場合あり(特急料金が必要)。料金の記載なし |
急ぎの仕立ては追加料金を公式に出している店と、料金を書いていない店があります。対象の生地やデザインが限られる場合もあるので、低価格のプランで短納期にできるかは個別に問い合わせてください。
採寸の方法と店舗数で見る注文手段
価格が近い場合でも、どう採寸するかで手間と仕上がりの読みやすさが変わります。店頭で採寸する形、初回だけ来店して2着目以降はオンラインで注文する形、スマートフォンの画像から寸法を出す形、自分で測った数値や手持ちの1着をもとに注文する形があり、公式サイトの案内はブランドごとに違います。
自宅や職場から通える店があるかどうかも、注文後のやり取りを左右します。
お直しや2着目の相談で足を運ぶ前提なら店舗の数と場所、郵送やオンラインだけで完結させたいなら採寸の手段を先に見てください。
これらは2026年10月時点の各社公式サイトの表記です。
| ブランド | 採寸・注文の方法 | 店舗数 |
|---|---|---|
| オーダースーツSADA | 来店/訪問採寸/ネットショップ(前回データ・自己寸法指定・サンプルスーツ送付) | 47店舗 |
| HANABISHI | 来店/オンラインショップ(2着目以降・過去の採寸データ) | 17店舗 |
| Suit Ya | ネットのみ:自己オート採寸/お気に入りを採寸/採寸代行(郵送)/既製サイズから選ぶ/他社オーダーから採寸 | 店舗なし |
| ビッグヴィジョン | 来店(店舗での採寸が必要)/採寸済みなら2回目以降WEB注文可/出張採寸(10着以上) | 25店舗 |
| KASHIYAMA | 来店(初回は店舗で採寸)/2着目からスマホ(オンラインオーダー)/法人向け出張採寸会 | 99店舗 |
| グローバルスタイル | 来店(初回は来店のみ)/2回目以降はオンラインオーダー可 | 43店舗 |
| DIFFERENCE | 来店(テイラー採寸)/アプリ(AI画像採寸「D MEASURE」)/オンラインご案内(Zoom) | 64店舗 |
| FABRIC TOKYO | 来店(店舗でサイズ登録・無料)/自分で採寸 | 9店舗 |
| 銀座山形屋 | 来店/出張 | 24店舗 |
| 麻布テーラー | 来店のみ | 28店舗 |
| Re.muse | 来店(予約制) | 2店舗 |
お直しと保証の条件
低い価格で作るときほど、受け取ったあとの調整が有料か無料かで総額が変わります。公式に出ている条件は、受け取りから一定期間のサイズ調整を無料にするもの、体型変化によるウエストの直しを長期間受けるもの、お直しそのものを有料とするものに分かれ、期間も範囲もブランドごとに違います。
縫い代の範囲を超える修正はどの店でも難しく、袖や肩のように生地を足せない箇所は無料期間内でも直せない場合があります。返金保証を設けている店では、期間内の申し出と商品の返却が条件になる点も確認しておいてください。
| ブランド | お直し・保証の条件 |
|---|---|
| オーダースーツSADA | 仕立て後1ヶ月以内のサイズ調整無料/ウエスト±3cmまで3年間無料/全額返金保証(お渡し後1ヶ月以内・返却が条件) |
| HANABISHI | 購入から1年以内、ボトムスのウエスト±3cm以内のサイズ微調整は無料 |
| Suit Ya | ジャストサイズ保証: 初回1着目1回、リメイクショップでのお直し代を次回用クーポンで補てん(スーツ等最大5,000円) |
| ビッグヴィジョン | 初回オーダーはお納め時に希望があれば微調整。その後のサイズ変更は有料 |
| KASHIYAMA | お届けから30日間は満足いくまで調整/購入から365日間は体型変化によるウエストのお直し無料 |
| グローバルスタイル | 無料お仕立て直し: お渡し予定日から3ヶ月以内/返金保証: 購入日から3カ月以内 |
| DIFFERENCE | 購入後1年間は無料でサイズの再調整(縫い代の範囲内) |
| FABRIC TOKYO | お届けから50日以内(リーダーステージ以上は100日以内)、無料でお直し・お作り直し1回まで |
| 銀座山形屋 | 自社製品・他社製品のサイズ直しを受付(デザイン変更のリフォームは不可)。無料期間・保証の記載なし |
| 麻布テーラー | 仕上がり品の微調整は注文日から6ヶ月間無料 |
| Re.muse | お直しは有料(「お直し代金は頂く形」)。保証の記載なし |
安いオーダースーツと既製スーツの比べ方
2〜3万円という予算は量販店の既製スーツと重なるため、どちらを選ぶかは体型と時間で考えると判断がつきます。既製の標準サイズに近い体型なら、試着して納得したものをその日に持ち帰れる既製のほうが手間は少なく、裾上げだけで着られることも多いです。
一方で肩幅と胸まわり、ウエストのバランスが標準から外れている場合、既製で合わせようとすると補正箇所が増え、袖丈とウエストの両方を直せば追加費用がかさみます。
その分を足すとオーダーの価格帯に届くこともあるので、総額で並べて比べてください。
毎日着る主力を1着決めたい、肩や背中のシワが気になるという条件なら、同じ予算でもオーダーのほうが体型に合わせた形にできます。
既製とオーダーの作りの違いはオーダーメイドと既製品の違いで解説しています。
安く作るときに決めること
予算を抑えた1着でも、色柄と仕様の決め方で見た目の落ち着きは変わります。
最初の1着なら濃紺の無地が扱いやすく、織りの表情が目立たないぶん生地の価格帯が表に出にくいうえ、ビジネスから準フォーマルまで着回せます。
チェックやストライプは柄の大きさで印象が強く出るため、2着目以降に回すほうが使用場面を広く取れます。
仕様は標準のままにして、浮いた予算を生地に回すほうが着心地と耐久性に反映されます。
裏地の色替えや目立つステッチは金額を押し上げますが、ビジネスで見える箇所ではありません。
かわりに確かめておきたいのはパンツの本数で、同じ上着に替えのパンツを1本足せば、膝の擦れやテカリが出るまでの期間が延びます。
注文の時期も金額に関わります。
季節ごとのフェアや2着同時の価格設定を公式に出している店があり、必要な枚数が2着以上なら同時に注文したほうが1着あたりの金額は下がります。
ただしキャンペーンは期間と対象生地が限られることが多く、内容も入れ替わるため、申し込む前に公式サイトで条件を読んでください。
注文から受け取りまでの流れ
店舗で作る場合は、来店予約を取ってから生地選びに入ります。
予算に合うプランの生地を手で触り、織りの厚みと光沢を確かめておくと、仕上がりの印象が注文時のイメージとずれにくくなります。
季節に合う重さかどうかも、このときに確認してください。
続いて採寸に移り、体型のクセに合わせて標準寸法を補正します。
画像から寸法を出す方式なら10分程度で終わりますが、肩の傾きや猫背などを細かく反映したい場合は、巻尺で測る採寸のほうが相談しながら進められます。
デザインはボタン数、ラペルの幅、ベントの形、裏地などを選びますが、迷ったら標準仕様のままで差し支えありません。
注文が確定すると工場での製作に入り、受け取りは店頭か配送になります。
仕上がり時に着てみて違和感があれば、その場で調整を相談するのが早く、無料のお直し期間が設定されている店なら期間内に申し出てください。
着用予定日が決まっているときは、繁忙期の遅れと調整の往復を見込んで2週間以上の余裕を取って注文すると、予定に間に合わせやすくなります。
よくある質問
2万円台のオーダースーツでも毎日着られますか
日常のビジネス用途なら着られます。
生地は定番のものに限られ、色柄の選択肢も狭くなりますが、体型に合わせたサイズで仕立てられる点は変わりません。
濃紺の無地を選び、替えのパンツを用意して着用日を分散させると、同じ生地でも持ちは変わります。
安いオーダースーツと既製スーツで見た目に差は出ますか
体型が標準から外れているほど差が出ます。
既製で肩や袖が合わない人は、オーダーにすると肩線と袖丈が合い、背中や胸のシワが減ります。
標準サイズに近い体型なら既製でもきれいに着られるため、見た目の差は小さくなります。
初めて作るならどの方式を選べばよいですか
標準的な体型で予算を抑えたいならパターンオーダーで足ります。
肩の傾きや腹まわりなど補正したい箇所がはっきりしている場合は、型紙をより細かく動かせるイージーオーダー以上のほうが寸法を合わせやすいです。
方式の呼び名は店ごとに違うので、補正できる箇所を採寸時に確認してください。
納期はどのくらい見ておけばよいですか
公式の目安に加えて2週間ほど余裕を見てください。
繁忙期は製作が立て込み、仕上がり後のお直しにも日数がかかります。
急ぎの仕立てを有料で設けている店もありますが、対象の生地やデザインが限られる場合があるため、日程が決まっているなら注文前に問い合わせてください。
2着目を作るときに価格は変わりますか
2着以上の価格を公式に出している店では変わります。
DIFFERENCEは「2着で¥56,000〜(¥61,600 tax in〜)、1着あたり¥28,000〜(¥30,800 tax in〜)」と案内しており、2着同時の価格を掲げていない店もあります。
必要な枚数が決まっているなら、単品の価格と同時注文の価格の両方を見て計算してください。
レディースのオーダースーツもありますか
本記事で挙げた11社はいずれもレディースの取り扱いを公式に掲げています。生地の一覧や価格はメンズと共通の店と、別に用意している店があるため、選べる生地の数は女性向けのページで確かめてください。
初めてのオーダースーツ。失敗したくないならSADAがおすすめ
オーダースーツSADAをおすすめする理由は5つ
老若男女問わず、フィット感抜群のスーツをバシっと決めたい方はぜひオーダースーツSADAに気軽に行ってみてください!
まとめ
安いオーダースーツを探すときは、公式サイトの最低価格だけで並べず、その金額がどの生地・どの仕様を指すのかまで確かめると判断がぶれません。生地のグレード、仕立て方式と補正範囲、納期、採寸の手段、お直しと保証の期間という5つは、同じ価格帯でもブランドごとに条件が違います。
最初の1着なら濃紺の無地を標準仕様で仕立て、浮いた予算を生地と替えのパンツに回すと、金額を抑えたまま着られる期間を延ばせます。
価格と納期の表記は改定で動くため、注文前に各社の公式サイトで最新の条件を読むことが前提です。
ぜひ本記事の表で自分の条件に近い項目を絞り込み、候補を2〜3社に狭めてから来店や問い合わせに進んでください。



