セミオーダースーツとは?値段・納期・採寸方法を比較【2026年】

店頭やサイトの案内に並んでいるのは「イージーオーダー」「パターンオーダー」「カスタムオーダー」で、セミオーダーという言葉はほとんど出てきません。セミオーダースーツは、店が持っている既存の型をもとに寸法を補正し、生地やボタンを選んで仕立てる方式をまとめた呼び方です。
2026年10月10日時点で各社の公式サイトに載っているメンズのオーダースーツの生地は2,939種、価格の幅は20,900〜217,800円(税込表記の生地)でした。本記事では、フルオーダースーツとの違い・生地ごとの値段・納期と急ぎの仕立て・来店とネットの採寸方法を解説します。

SUIT HUB編集部
着こなしや手入れ、ネクタイをはじめとする小物選び、下取りやクリーニングまで、スーツにまつわる疑問を確認済みの情報だけで解説。記事には情報の確認時点を明記し、定期的に更新しています。
※本記事はAIの補助を得て作成し編集部が校正しています。
セミオーダースーツとは、既製の型を体に合わせて直して仕立てるスーツ
セミオーダースーツは、店があらかじめ用意している基本の型をもとに、肩幅・着丈・袖丈・ウエストなどの寸法を体に合わせて補正し、生地・裏地・ボタン・ポケットの形を選んで仕立てたスーツを指します。型そのものは店の既存のものを使うため、体の採寸から型紙を起こす仕立て方とは工程が違います。
店の公式表記はイージーオーダー・パターンオーダー・カスタムオーダー
2026年10月時点の各社の公式サイトを見ると、仕立て方式の表記はFABRIC TOKYOが「イージーオーダー」、麻布テーラーが「パターンオーダー」、DIFFERENCEが「カスタムオーダー」、ビッグヴィジョンが「イージーオーダー」、HANABISHIが「イージーオーダー」、グローバルスタイルが「パターンオーダー(を基本としたシステム)」と分かれています。
銀座山形屋は「スタンダード(イージーオーダー相当)/カスタム/ロイヤルカスタム」というグレード別の呼び方で、Suit Yaは「イージーオーダー(わたしたちについて)/セミフルオーダー(利用規約)」とページによって表記が違います。
KASHIYAMAとRe.museは仕立て方式の表記が確認できませんでした。
セミオーダーという語で仕立て方式を案内している店は、この確認の範囲では見つかりませんでした。検索でセミオーダーという言葉を使って店を探すときは、公式サイト側のイージーオーダー・パターンオーダー・カスタムオーダーという表記に読み替えて見比べてください。
既製スーツとの違いは、寸法の補正と生地・デザインを選べること
既製スーツは、体型区分(Y体・A体・AB体など)と号数の組み合わせから近いものを選び、裾や袖を後から詰めて着る買い方です。
肩幅と胸回りは店頭で直せる範囲が限られるため、肩が合う一着を探すところから始まります。
セミオーダースーツは寸法を一人ずつ指定して縫い上げるので、肩回りの寸法も注文時に決められます。
そのぶん、生地選びとデザインの選択が自分の判断になります。
色柄と素材の混率は着られる場面を左右し、ウールの比率が高い生地はシワが戻りやすい一方で、ポリエステルを混ぜた生地は手入れの手間が変わります。
既製スーツの側で何が選べるのかを先に見ておきたい場合は、スーツ量販店はどこがいい?8社の価格・品揃え徹底比較で解説しています。
フルオーダースーツとの違いは、型紙を一から起こすかどうか
フルオーダーは、採寸した寸法から一人ごとに型紙を作り、仮縫い(かりぬい)の段階で体に当てながら補正を重ねて仕上げる仕立て方です。セミオーダーに当たるイージーオーダーやパターンオーダーは、既存の型を補正して縫うため、工程が短く、注文時に決める項目もあらかじめ用意された選択肢の中から選ぶ形になります。
読者の側から見ると、違いが出るのは「体の特徴にどこまで合わせられるか」「仕上がりまでにどれだけかかるか」「最初にいくら必要か」の3点です。2026年10月時点の各社の公式サイトの表記を並べると、方式と最低価格と納期の関係は次のようになります。
| 店 | 仕立て方式の公式表記 | 最低価格(公式表記) | 納期 |
|---|---|---|---|
| オーダースーツSADA | フルオーダー | 27,280円(税込)〜 | 約1ヶ月 |
| 銀座山形屋 | スタンダード(イージーオーダー相当)/カスタム/ロイヤルカスタム | 44,000円(税込)〜 | モデルページ: スタンダード約2週間/カスタム約2〜3週間/ロイヤルカスタム約4週間半。FAQ: スタンダード・カスタム約3〜4週間/ロイヤルカスタム約5〜6週間 |
| 麻布テーラー | パターンオーダー | 49,500円〜(税込/税抜の表記なし) | 約4週間 |
| グローバルスタイル | パターンオーダー(を基本としたシステム) | 38,000円(税込41,800円)〜 | 約3〜4週間 |
| FABRIC TOKYO | イージーオーダー | 39,900〜(税込/税抜の表記なし) | 約4週間 |
| KASHIYAMA | 記載なし | 33,000円(税込)〜 | 通常最短1週間から(時期により延びる場合あり) |
| Suit Ya | イージーオーダー(わたしたちについて)/セミフルオーダー(利用規約) | 29,800円(税込)〜 | 注文完了から発送まで30日間(ご注文の流れ)/入金確認後1ヶ月ほど・時期によりプラス1週間(特商法表記) |
| DIFFERENCE | カスタムオーダー | ¥38,000〜(¥41,800 tax in〜) | 3週間前後 |
| ビッグヴィジョン | イージーオーダー | 29,700円(税込) | 約3週間(お買い物ガイド・FAQ)/約4週間後(店舗でのご購入手順) |
| Re.muse | 記載なし | 160,000~ +TAX(税抜) | 約2ヶ月~ |
| HANABISHI | イージーオーダー | 52,800円(税込)〜 | 約6〜7週間 |
最低価格は、いちばん手の届きやすい生地を選んだときの価格です。
同じ店でも生地を変えれば価格は上がるので、この数字は入口にすぎません。
方式・値段・納期・採寸方法をまとめて見比べたいときは、オーダースーツ専門店11社を比較|値段・納期・採寸方法の一覧で解説しています。
セミオーダースーツの値段は、公式サイトに載っている生地の価格で決まる
セミオーダースーツの支払額は、仕立て方式よりも選んだ生地で動きます。各社の公式サイトでは生地ごとに価格が出ていて、2026年10月10日時点で各社の公式サイトに載っているメンズのオーダースーツの生地の数は、8社を合計して2,939種でした。
| 店 | 公式サイトに載っている数 |
|---|---|
| オーダースーツSADA | 15種 |
| HANABISHI | 241種 |
| SUIT YA | 288種 |
| KASHIYAMA | 483種 |
| グローバルスタイル | 733種 |
| DIFFERENCE | 21種 |
| BIG VISION | 539種 |
| FABRIC TOKYO | 619種 |
価格の幅は20,900〜217,800円(税込表記の生地)です。生地ごとの価格と銘柄はオーダースーツの生地と値段の一覧で解説しています。
同じ店でも生地で価格が何倍にもなる
店ごとの価格の幅を見ると、グローバルスタイルのメンズスーツは733種の生地で20,900円〜195,800円(税込)、ビッグヴィジョンは539種で21,890円〜217,800円(税込)、KASHIYAMAは483種で33,000円〜132,000円(税込・生地ごとの最低価格)と幅があります。
予算を決めてから店を探すのではなく、予算内の生地がその店にどれだけ載っているかで見るほうが、注文の場で迷いにくくなります。
生地の表示で見るのは、ウール100%か混紡か、織りと目付(めつけ/生地の重さ)、そしてシワになりにくい加工やウォッシャブルの表記です。ウォッシャブルの表記があっても、洗濯ネットや弱水流、陰干しといった条件が洗濯表示に書かれているので、その条件を守れるかどうかで選んでください。
セミオーダースーツの納期と、急ぎの仕立てが用意されている店
着る日が決まっているなら、価格より先に納期を見てください。注文から受け取りまでの期間は店と時期で変わり、Re.museは「約2ヶ月~」、HANABISHIは「約6〜7週間」、KASHIYAMAは「通常最短1週間から(時期により延びる場合あり)」と、公式サイトの表記にかなりの開きがあります。
同じ公式サイトの中で納期の表記が一つでない店もある
納期は、ページによって書かれている数字が違うことがあります。
銀座山形屋・Suit Ya・ビッグヴィジョンは、ページによって日数の表記が分かれています。
期日が迫っている注文では、サイトの表記を一つだけ見て判断せず、注文前に店へ受け取り希望日を伝えて確認してください。
急ぎの仕立ては、料金が公表されている店とそうでない店がある
短縮の仕組みそのものは、いくつかの店が公式サイトに載せています。
オーダースーツSADAは「あり:10日間お急ぎ便 +7,700円(税込)/3日間超特急便 +33,000円(税込)」と料金まで明記しています。
グローバルスタイルは「あり:スピード仕上げフェア 最短2週間(着数限定・一部デザイン/生地限定・店頭お渡し限定)」、
DIFFERENCEは「あり:納期短縮サービス(通常より約1週間〜10日早い)。料金の記載なし」、
HANABISHIは「あり:HANABISHI Speed Order(最短1週間)。料金の記載なし」、
FABRIC TOKYOは「あり:EXPRESS PASS(有料・一部対象商品・1日の注文数に上限)。料金の記載なし」、
Suit Yaは「あり:エクスプレス便(2026-10-02時点の表示 17日)。料金の記載なし」、
Re.museは「あり:時期により1週間程度短縮できる場合あり(特急料金が必要)。料金の記載なし」で、
いずれも料金の記載が確認できませんでした。
麻布テーラーとKASHIYAMA、ビッグヴィジョンは急ぎの仕立てについての記載がありません。
料金が載っていない短縮は、見積もりの段階で追加額を聞いておくと、受け取り時の想定と合います。
セミオーダースーツの採寸は、来店・ネット・アプリのどれを選ぶかで決まる
採寸の方法は、初回に店へ行く必要があるかどうかで大きく分かれます。注文の手間だけでなく、近くに店があるかという条件にも直結します。
初回は来店、2着目からネットという形
グローバルスタイルは「来店(初回は来店のみ)/2回目以降はオンラインオーダー可」、KASHIYAMAは「来店(初回は店舗で採寸)/2着目からスマホ(オンラインオーダー)/法人向け出張採寸会」、HANABISHIは「来店/オンラインショップ(2着目以降・過去の採寸データ)」、ビッグヴィジョンは「来店(店舗での採寸が必要)/採寸済みなら2回目以降WEB注文可/出張採寸(10着以上)」と、一度採寸すればその後はネットで注文できる形を取っています。同じ寸法で色違いを足していく買い方なら、2着目以降の手間が小さくなります。
来店せずに注文できる店と、来店が前提の店
Suit Yaは「ネットのみ:自己オート採寸/お気に入りを採寸/採寸代行(郵送)/既製サイズから選ぶ/他社オーダーから採寸」という方法で、店舗は「店舗なし」です。
FABRIC TOKYOは「来店(店舗でサイズ登録・無料)/自分で採寸」、DIFFERENCEは「来店(テイラー採寸)/アプリ(AI画像採寸「D MEASURE」)/オンラインご案内(Zoom)」と、アプリやオンラインの案内を用意しています。
一方で麻布テーラーは「来店のみ」、Re.museは「来店(予約制)」で、銀座山形屋は「来店/出張」、オーダースーツSADAは「来店/訪問採寸/ネットショップ(前回データ・自己寸法指定・サンプルスーツ送付)」です。
自分で測って注文する方法は、メジャーの当て方で寸法が変わるため、手持ちの一着を測って入力できる仕組みがあるかどうかも見ておいてください。
大阪・名古屋・札幌など、近くに店があるかの確かめ方
店舗数は公式サイトに出ています。
KASHIYAMAが「99店舗」、DIFFERENCEが「64店舗」、オーダースーツSADAが「47店舗」、グローバルスタイルが「43店舗」、麻布テーラーが「28店舗」、ビッグヴィジョンが「25店舗」、銀座山形屋が「24店舗」、HANABISHIが「17店舗」、FABRIC TOKYOが「9店舗」、Re.museが「2店舗」です。
出店している都市は店ごとに違うので、住んでいる地域で探すときは各社の店舗一覧ページで所在地を確認してください。
仕立て後のお直しと保証は、期間と範囲が店ごとに違う
寸法を指定して仕立てても、受け取ってから着てみると袖丈やウエストを直したくなることがあります。無料で直せる期間と範囲が公式サイトに書かれているので、注文前に読んでおくと、受け取り後の手間と出費が読めます。
オーダースーツSADAは「仕立て後1ヶ月以内のサイズ調整無料/ウエスト±3cmまで3年間無料/全額返金保証(お渡し後1ヶ月以内・返却が条件)」、KASHIYAMAは「お届けから30日間は満足いくまで調整/購入から365日間は体型変化によるウエストのお直し無料」、DIFFERENCEは「購入後1年間は無料でサイズの再調整(縫い代の範囲内)」で、縫い代(ぬいしろ)の範囲内という条件が付いています。
グローバルスタイルは「無料お仕立て直し: お渡し予定日から3ヶ月以内/返金保証: 購入日から3カ月以内」、FABRIC TOKYOは「お届けから50日以内(リーダーステージ以上は100日以内)、無料でお直し・お作り直し1回まで」、麻布テーラーは「仕上がり品の微調整は注文日から6ヶ月間無料」、HANABISHIは「購入から1年以内、ボトムスのウエスト±3cm以内のサイズ微調整は無料」です。
Suit Yaは「ジャストサイズ保証: 初回1着目1回、リメイクショップでのお直し代を次回用クーポンで補てん(スーツ等最大5,000円)」という仕組みで、ビッグヴィジョンは「初回オーダーはお納め時に希望があれば微調整。その後のサイズ変更は有料」、Re.museは「お直しは有料(「お直し代金は頂く形」)。保証の記載なし」、銀座山形屋は「自社製品・他社製品のサイズ直しを受付(デザイン変更のリフォームは不可)。無料期間・保証の記載なし」となっています。
体型が変わりやすい時期に作るなら、ウエストの調整が何年間まで無料かという条件が、1着を長く着るときの差になります。
保証の期間を過ぎたお直しや、他店で仕立てたスーツの寸法直しは有料で、料金は直す箇所と生地によって変わります。
金額を知りたいときは、直したいスーツを持って店で見積もりを取ってください。
レディースのセミオーダースーツも同じ店で注文できる
レディースの取り扱いは、2026年10月時点でオーダースーツSADA・銀座山形屋・麻布テーラー・グローバルスタイル・FABRIC TOKYO・KASHIYAMA・Suit Ya・DIFFERENCE・ビッグヴィジョン・Re.muse・HANABISHIのいずれも「あり」と公式サイトに書かれています。
生地の数はメンズと同じではなく、グローバルスタイルはレディースが411種で20,900円〜145,200円(税込)、ビッグヴィジョンは425種で33,880円〜217,800円(税込)、Suit Yaは288種で29,800円〜98,000円(税込)です。
レディースはジャケットとスカート、パンツの組み合わせを注文時に決める形が中心で、同じ生地で2点目を足せるかどうかも店ごとに違います。女性向けの生地と価格の並びはレディースのオーダースーツの生地と値段で解説しています。
よくある質問
セミオーダースーツの相場はいくらですか?
相場という形の数字は公表されていませんが、生地ごとの価格なら各社が載せています。
2026年10月10日時点で8社の公式サイトに出ているメンズのオーダースーツの価格の幅は20,900〜217,800円(税込表記の生地)でした。
同じ店でも生地で数倍の開きがあるため、予算を決めてから、その金額帯の生地が載っているかで探してください。
2着目以降の価格が公式サイトに載っている店はありますか?
複数着の価格を明記している店があります。
グローバルスタイルは「コンビ価格: 2点以上購入で1点あたり24,000円(税込26,400円)〜」、DIFFERENCEは「2着で¥56,000〜(¥61,600 tax in〜)、1着あたり¥28,000〜(¥30,800 tax in〜)」、KASHIYAMAは「ペア割: 2着同時購入で本体価格から20%OFF(2着48,000円・税込52,800円から)」、オーダースーツSADAは「「初回&同時購入なら何着でも特別価格」(※一部対象外)」と公式サイトに書かれています。
ほかの店は2着以上の価格の記載が確認できませんでした。
セミオーダースーツの生地はどれくらいの数から選べますか?
取り扱っている生地の数は、オーダースーツSADAが「2,000種類以上(本文)/1000種類以上(同ページFAQ)」、麻布テーラーが「常時約3000種類」、グローバルスタイルが「約5,000種類」、HANABISHIが「3,000種類以上」、Re.museが「12,000種類以上」と公式サイトに書かれています。
銘柄を指定できるかは各店に確認してください。
どのブランドの生地を置いているかは店で違うので、オーダースーツの生地ブランドを比較|ゼニア・ロロピアーナ等2179種で解説しています。
スーツと同じ店でシャツも作れますか?
シャツの生地に価格を付けて公開している店があり、KASHIYAMAは92種で8,800円〜24,200円(税込・生地ごとの最低価格)、DIFFERENCEは42種で8,800円〜27,500円(税込)、Suit Yaは260種で4,980円〜12,519円(税込)です。襟型やカフスの選択肢を含めた比較はオーダーシャツの値段を比較|専門店7社の生地2069種で解説しています。
初めてのオーダースーツ。失敗したくないならSADAがおすすめ
オーダースーツSADAをおすすめする理由は5つ
老若男女問わず、フィット感抜群のスーツをバシっと決めたい方はぜひオーダースーツSADAに気軽に行ってみてください!
まとめ
セミオーダースーツという呼び方は売り場の公式表記には出てこないため、イージーオーダー・パターンオーダー・カスタムオーダーという方式名に読み替えて店を見比べることになります。
支払額を動かすのは生地で、着る日に間に合うかを決めるのは納期と急ぎの仕立ての有無、受け取ってからの手間を左右するのがお直しの無料期間です。
採寸を初回だけ店でするのか、ネットで完結させるのかも、注文前に決めておく条件になります。
ぜひ本記事の仕立て方式と納期の表、生地の数の一覧を参考に、自分の予算と着る日に合う店の公式ページを確かめてください。


