スーツのカビの落とし方|白カビ・黒カビの違いと応急処置
久しぶりに出したスーツの肩に白い粉のようなもの、袖に黒い点々。クローゼットの奥にしまっていた1着にカビを見つけると、もう捨てるしかないのかと焦ります。
白い粉状のカビ(白カビ)は表面に付いているだけのことが多く、屋外でブラッシングして消毒用エタノールで拭けば自宅で対処できます。黒い点状のカビ(黒カビ)は繊維の奥まで根を張るため、自宅では落ちずクリーニング店の相談案件です。本記事では、白カビの落とし方の手順、黒カビの見分けと対処、カビを再発させない保管のコツまでを解説します。

SUIT HUB編集部
着こなしや手入れ、ネクタイをはじめとする小物選び、下取りやクリーニングまで、スーツにまつわる疑問を確認済みの情報だけで解説。記事には情報の確認時点を明記し、定期的に更新しています。
※本記事はAIの補助を得て作成し編集部が校正しています。
スーツのカビは白か黒かで対処が分かれる
白カビはほこりのように表面に乗っている状態で、こすらずに払えば取れます。黒カビは生地の内部に入り込んだ状態で、表面を拭いても色が残ります。まず色で見分けて、白なら自宅で、黒なら無理をせずクリーニング店に「カビが生えた」と伝えて相談してください。カビ対応はカビ取りメニューのある店とない店があるので、電話で確かめてから持ち込むのが確実です。
白カビの落とし方(自宅でできる手順)
1. 屋外でブラッシングして払う
部屋の中で払うと胞子が舞ってクローゼットに戻ります。ベランダなど屋外で、洋服ブラシで表面のカビを払い落としてください。使ったブラシはあとで洗います。
2. 消毒用エタノールで拭く
消毒用エタノールを布に含ませて、カビのあった部分を軽くたたくように拭きます。直接スプレーすると輪じみになることがあるので、布に取ってから当ててください。目立たない裾の裏で色落ちしないか試してから全体に使います。
3. 完全に乾かしてから戻す
風通しのよい日陰で半日干して、完全に乾いてからクローゼットに戻します。湿ったまま戻すと、同じ場所にまた生えます。
スーツにカビを再発させない保管のコツ
カビの原因は「湿気・皮脂よごれ・詰め込み」の3つがそろうことです。着たまま長期保管しない(しまう前に一度ケアかクリーニング)、クローゼットに隙間を作って風を通す、除湿剤を置いて梅雨と夏に交換する。この3つで再発はほぼ防げます。ビニールのクリーニングカバーは湿気がこもるので、外して不織布のカバーに替えてください。
黒カビで戻らないときは買い替えも選択肢になる
黒カビのクリーニング(カビ取り・しみ抜き)は通常の丸洗いより高く、それでも完全に戻らないことがあります。着る頻度の低い礼服や古いスーツなら、修復費用と新品の価格を見比べてから決めるのが現実的です。紳士服量販店8社の価格帯はスーツ量販店はどこがいい?8社の価格・品揃え徹底比較で解説しています。
よくある質問
カビ取りスプレー(塩素系)を使ってもいいですか?
浴室用の塩素系カビ取り剤は、スーツの生地には使えません。色が抜けて生地も傷みます。衣類に使えるのは消毒用エタノールか、衣類対応と明記された除菌スプレーまでです。
一緒にしまっていた他の服は大丈夫?
同じ空間の服には胞子が移っている可能性があります。見た目に無事でも、隣にあった服は一度風に当ててブラシをかけ、クローゼットの中を拭いてから戻すと再発を防げます。
ファブリーズなどの消臭スプレーでカビは防げますか?
除菌タイプはある程度の予防にはなりますが、湿気がこもった環境ではカビは生えます。スプレーより除湿と風通しのほうが根本の対策です。
まとめ
スーツのカビは、白カビなら屋外ブラッシング+消毒用エタノールで自宅対処、黒カビはクリーニング店へ相談、が基本の分かれ道です。落としたあとは湿気・汚れ・詰め込みの3条件を崩して再発を防いでください。ぜひ本記事の手順を参考に、まずカビの色を確かめるところから始めてください。



